視神経疾患における並列視覚情報処理障害様式の比較解析
Project/Area Number |
11771052
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Ophthalmology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
中村 誠 神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (80273788)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | レーベル遺伝性視神経症 / 並列視覚情報処理 / 多局所視覚誘発電位 / 外傷性視神経症 |
Research Abstract |
ミトコンドリア11778変異を持つレーベル遺伝性視神経症(LH0N)患者9名の視野・中心フリッカー(CFF)・視力変化を経時的に追跡した。3名にいずれかの視機能の回復を見、徒来の報告より、部分的な視機能回復の頻度は高い可能性が示唆された。またLHON患者では並列視覚情報処理チャンネルごとの障害の重篤性・回復性に差がある可能性が示唆された。多施設調査により、我が国のLH0N患者は、諸外国に比べ高頻度に11778変異を持つことが確認された。一方、多局所視覚誘発電位を正常者と外傷性視神経症患者に対して施行したところ、正常者においては、上下半視野の視覚情報処理様式に機能的差異のある可能性があること、外傷性視神経症患者の視野障害を他覚的に解折できることを報告した。以上の研究報告後、研究代表者の国外留学のため、研究を廃止した。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)