口腔癌細胞におけるPTHrP遺伝子の活性型ビタミンDによる転写調節の機構
Project/Area Number |
11771164
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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Research Institution | Ohu University |
Principal Investigator |
阿部 匡聡 奥羽大学, 歯学部, 講師 (10254872)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 口腔癌細胞 / PTHrP / プロモーター / ルシフェラーゼアッセイ / 活性型ビタミンD / レチノイン酸 |
Research Abstract |
Northern blot解析により、all trans-retinoic acid(tRA)は、口腔癌細胞HSC-3のPTHrP mRNA発現を用量依存的に抑制することが明らかとなった。さらに、HSC-3細胞から培地へのPThrP分泌もtRAにより用量依存的に抑制された。また、HSC-3細胞をtRA(10^<-7>M)で24h処理し、DRBを添加した後のPTHrP mRNA発現量の経時変化を調べたところ、コントロール群と比較して有意な差異はみられなかった。これより、tRAはPTHrP mRNAの安定性には影響を与えないことが判った。 次に、ヒトPTHrP遺伝子の下流側プロモーター(P2/P3)の領域を含む1368bpの遺伝子フラグメント(P3の転写開始点を+1として-1353〜+15bp)をルシフェラーゼベクター(PGV-B2)の上流に組み込んだレポータープラスミドを作成し、リポフェクション法によりHSC-3細胞にトランスフェクションした。ルシフェラーゼアッセイの結果、1,25-dihydroxyvitamin D_3(1,25(OH)_2D_3)(10^<-8>M)を48h作用させた細胞では転写活性の有意な低下が認められた。また、プロモーターの上流側の領域を欠失させた3種類のdeletion construct(-937〜+15,-773〜+15,-476〜+15)を作成した。現在、これらのconstructを用いて、1,25(OH)_2D_3による負の応答領域の検索を行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)