う蝕を誘発するCandida albicansの歯質への付着機構の解明
Project/Area Number |
11771219
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
牧平 清超 広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (80304450)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | Candida albicans / ゼラチン / コラーゲン |
Research Abstract |
平成11年度は、コラーゲンおよびゼラチンアフィニティーカラムを作製し、コラーゲンおよびゼラチン結合Candida由来膜蛋白の同定を試みた。はじめにアフィニティーカラムにCandida由来膜蛋白を展開し、溶出液をSDSポリアクリルアミド電気泳動後、銀染色を行った。 その結果、ゼラチン結合Candida由来膜蛋白の候補として分子量30kDのバンドが検出された。本年度は、そのバンドの大量精製およびN末端アミノ酸配列の決定を試みた。 【平成12年度前半】 Candida albicansをzymolaseで処理した後、detergentにより膜蛋白を大量抽出した。抽出した大量の膜蛋白を高速液体クロマトグラフィーを用いてゼラチンアフィニティーカラムに展開後、さらに凍結乾燥により、濃縮精製した。 【平成12年度後半】 濃縮精製したゼラチン結合Candida由来膜蛋白の同定を目的として、メンブレンに転写後、N末端アミノ酸配列の決定を試みた。しかしながら、メンブレンへの転写効率が悪く、自動アミノ酸シークエンサーを用いた解析でも、目的のバンドのN末端アミノ酸配列の決定までは至らなかった。しかしながら、Candida膜上にゼラチン認識蛋白の存在が強く示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)