Project/Area Number |
11771222
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
補綴理工系歯学
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
蟹谷 英生 徳島大学, 歯学部, 助手 (10294711)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | インプラント / パッシヴ・フィット / ワンスクリューテスト / 有限要素法 / スクリュー締め付け / Passive fit / 上部構造 / スクリュー |
Research Abstract |
オッセオインテグレーテッドインプラントにおける術者可撤式の補綴法はパッシヴ・フィットと呼ばれる高度な適合精度が要求される。その適合性の試験方法の中に、1)ワンスクリューテストや2)スクリュー締め付け時の回転角度の測定がある。本研究の目的は、これらの試験方法を実験的に再考することにある。 1)ワンスクリューテストに関する検討 まず、ワックスの押しつけ力を測定し、ワンスクリューテスト時に、ワックス片によって200gの荷重量が得られるかどうか検討した。また、その荷重量におけるワックスの種類、形状および室温の影響についても検討した。その結果、種類、形状、室温の影響を大きく受け、200gの荷重量を得ることは困難であることが明らかとなった。また、200gの荷重量は、長さ25mmのカンチレバー上部構造で、最大4MPaの相当応力を生じることが、有限要素法から示唆された。 2)スクリュー締結回転角の測定とその検討。 インプラントはステリオスインプラントを使用し、アバットメントには、このシステムの中の、PMEアバットメントとコニカルアバットメントを使用した。上部構造固定用スクリューを締め付けたときのトルクと回転角度を計測するために、自家製の装置を製作した。 この結果から、同一の術者が行う限り、有効となりうる可能性が示唆された。また、ステリオスインプラントシステムでは、アバットメントの種類により、その回転角度は異なることが明らかとなった。
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