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糖尿病治療の放置および中断歴がその後におよぼす直接・間接医療費への影響

Research Project

Project/Area Number 11771491
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Medical sociology
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

武藤 和子  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (50277109)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords糖尿病 / 糖尿病性合併症 / 治療放置 / 治療中断 / 直接医療費
Research Abstract

検診システムが普及しているにもかかわらず、現実はすでに合併症の症状を発症してから医療機関をはじめて受診する患者が多い。合併症の発症防止、つまり糖尿病の3次予防は糖尿病の医療経済的なみかたからも、極力発症防止をする医療を心掛けねばならない。東京女子医科大学糖尿病センターを初診する患者を対象に、初診時の合併症の有無、ある場合はその程度、過去の検診歴および治療中断歴を調査して、合併症を発症して初診する患者の過去の背景を分析した。1998年11月から1999年1月に当センターを初診した糖尿病患者は133名であった。なお、院内紹介患者、妊婦外来およびフット外来などの特殊外来への初診患者はのぞいた。治療中断の定義は、人間ドックや検診などで糖尿病を発見されても医療施設への受診までに1年以上かかった場合、あるいは糖尿病が診断されても治療継続が1年以上滞った場合、とした。
113名は検診で発見群76名とそれ以外群57名に分類された。2群間には発見年齢、初診時年齢、中断歴患者数には有意差はなかった。当センター初診時の合併症の程度を6段階に層別して以下比較した。
合併症の程度と検診歴の有無とではなく (p=0.7359)、中断歴の有無ならびに重症度と強く相関した(p=0.0004)。中断歴があると、Odds比4.242で合併症の重症化に影響していた。検診で早期に発見されても中断歴があると、中断歴は合併症の有無ならびに重症度と強く相関した(P=0.009)。中断年数と合併症の重症化もP<0.0001で正相関した。初診時の医療費は治療中断歴とは相関がなかったが、その後6ヶ月間の直接医療費とは相関した(p<0.05)。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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