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褥瘡およびその予防に対するドレッシング材使用の実態調査

Research Project

Project/Area Number 11771524
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 基礎・地域看護学
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

高田 喜代子  大阪大学, 医学部, 助手 (80303973)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords褥瘡 / 褥瘡ケア / 褥瘡予防 / ドレッシング材 / ドレッシング剤
Research Abstract

昨年度の調査結果より、今年度は追加調査を行った。今回の調査は「褥瘡予防目的で使用するドレッシング材に対する看護婦の認識と実態」を把握し、褥瘡予防ケアの今後の問題点を明らかにすることを目的とした。対象は近畿圏内の一般病院(150床以上の病院をランダムサンプリング)90施設の看護婦計900名で、期間は2000年7月18日から8月31日までとした。方法は各病院看護部責任者へ郵送にて調査票を送付し、経験年数が3年目以上の看護婦を10名選択し、調査票配布を依頼した。返信は個別に返信用封筒を準備し、無記名にて返送してもらった。調査内容は褥瘡予防目的でのドレッシング材の「使用の有無」「使用目的の説明の有無」「コストへの関心・知識の有無」「保険適用期間の知識」などである。
結果:回答は512名(56.9%)から得られすべて有効回答であった。褥瘡予防目的でのドレッシング材を「使用している」と回答した者は399人(77.9%)であった。予防目的でドレッシング材を使用する際、患者さんへ説明しているかとの問いに対しては「説明している」と回答した者が233人(58.4%)で、「していない」と回答した者が160人(40.1%)であった。ドレッシング材のコストへの関心は「ある」と回答した者が361人(70.5%)あったのに対し、コストを知っているか問うと「知らない」と回答した者が358人(69.9%)であった。また保険適用期間について「知らない」と回答した者は458人(89.5%)であった。
考察:多くの看護婦が褥瘡予防目的でドレッシング材を使用している現状がありながら、使用目的の説明が十分できていないこと、コストや保険適用についての知識が十分とはいえないことなどの現状が明らかになった。褥瘡ケアの質を高めるためにも、新しい技術や治療材料などの知識を積極的に取り入れていく姿勢を常にもつことの重要性が提示された。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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