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運動負荷が血液中の免疫系の細胞に及ぼす影響について

Research Project

Project/Area Number 11780007
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

新井 淑弘  群馬大学, 教育学部, 助教授 (00302448)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords運動 / 免疫 / 好中球 / NK細胞 / 単球 / 細胞培養系 / 運動習慣 / サイトカイン / 運動負荷 / 免疫系細胞 / リンパ球
Research Abstract

免疫学の急速な発展のに伴い、ヒトの免疫系の機構が明らかになりつつあり、最近では運動と免疫の関係も研究されるようになってきた。適度な運動が免疫力を高め、過度な運動では逆にその機能を低下させることが知られている。しかし、その機構に関しては十分な検討が行われておらず、不明な点が多く残されている。そこで、本研究は急性の運動負荷や運動トレーニング、日常的な運動習慣などが抹消血中の免疫系の細胞に及ぼす影響を検討することを目的とした。
本研究でははじめに、指先からの微量採血法による末梢血中の免疫系細胞の分離方法を検討した。また、好中球、NK細胞、リンパ球、単球等の分離と培養方法の検討を行い、サイトカイン等によるこれらの細胞の活性化に関して検討を行った。
運動やその他の生活習慣に関しては、自己記入式のアンケート調査用紙の作成を行い、何回かの修正を加えて、本研究用の調査用紙を作成した。アンケート調査では被験者の運動習慣および生活習慣に関する十分な情報収集が行えた。
その結果、運動習慣のある人ではNK細胞数が多い傾向が見られ、Niemanらの報告と一致する結果であった。単球に関しては、運動習慣のある人で高くなる傾向を示した。急性の運動負荷では、NK細胞の変化が顕著で、過去の報告と一致した結果であった。しかし、単球に関しては、比較的軽度の負荷で変化が見られた。この理由については現在検討中である。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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