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筋代謝受容器が体温調節反応に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 11780017
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

近藤 徳彦  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (70215458)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywords発汗反応 / 皮膚血流反応 / 筋代謝受容器 / アイソメトリックハンドグリップ / セントラルコマンド / アイソメトリック運動 / 血圧 / 心拍数
Research Abstract

体温調節反応は人の深部体温をある一定の範囲に保つため、身体内の恒常性維持には欠くことのできない反応であり、この能力の違いより運動のパフォーマンスが影響されるケースも報告されている。体温調節反応には深部体温などの温熱性入力が大きく影響しているが、運動時にはそれら以外の要因が補助的に作用しており、これが運動時の深部体温を一定に保つ重要な働きをしている可能性がある。これまでの研究(平成7年度と平成9年度の奨励研究)により、その入力としてcentral commandや筋や腱の機械受容器からの求心性入力が関与していることを明らかにした。本研究では筋代謝受容器が体温調節反応に及ぼす影響を検討することを目的した。
本年度は筋代謝受容器が体温調節反応に及ぼす影響を検討するため、男子被験者8名に対して環境温35℃、相対湿度50%の環境下で実験を実施した。この環境下で体温調節反応が定常になるまで待った後(約50分間安静にした後)、最大静的筋収縮(MVC)の測定を2回実施した。その後、アイソメトリックハンドグリップ運動を、1)30%MVCの運動を120秒間、2)45%MVC運動を60秒間実施した後、上腕に巻いたカフ圧を240mmHg以上に上げ、上腕を120秒間阻血した。いずれの条件もアイソメトリックハンドグリップ運動後の阻血中、心拍数や皮膚血流量は運動前の値に戻ったが、平均血圧と発汗量(胸部と前腕部)は運動前より高い値を保持した。阻血中は運動を実施していないことからcentral commandや筋や腱の機械受容器からの求心性入力は関与せず、筋代謝受容器のみの影響が生体反応に影響していると考えられる。したがって、発汗反応には筋代謝受容器が関与していることが推察された。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Kondo N et al: "Effects of exercise intensity on the smeating response to a sustained static exercise"Journal of Applied Physiology. 88・5. 1590-1596 (2000)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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