Research Abstract |
1.現在までの経過 1999年11月に,本研究に対する追加交付をうけた.学内措置を終え12月に実験装置の発注を行い,2000年1月に納品となった.実験計画では,申請者本人の血液を採取して,Micro Channel array Flow Analyzerを用いて測定装置の操作を習得する事になっている.よって,この研究の第1人者である,農林水産省食品総合研究所の菊池氏のもとへ,2000年2月28日より3月4日まで実験装置取り扱いの研修を受けるとともに,本研究の目的に則した測定条件のための検討を行う.また,種々の運動条件を設定し,申請者本人の血液を採血し,運動強度と赤血球のMicro Channel array Flow Analyzer通過時間との関連を検討する予定である. 2.2000年度の研究の展開に関する計画 (1)若年者について 新入学の大学生を対象として,入学時に血液検査(臨床検査センターへ依頼),赤血球のMicro Channel array Flow Analyzer通過時間の測定を実施し,その後の生活習慣,運動習慣の変化が,血液性状や赤血球のMicro Channel array Flow Analyzer通過時間にどのような影響を与えるかを検討する. (2)中高齢者について 中高齢者については,特に運動の赤血球のMicro Channel array Flow Analyzer通過時間に対するトレーナビリティーについて検討を予定している.具体的には,特に運動習慣のない中高齢者を対象に,危険のない範囲にて運動負荷を与え,負荷前後での変化や,運動指導を継続させ,その後の変化を観察する予定である.
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