Project/Area Number |
11780064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Human geography
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Research Institution | Okayama University (2000) Aichi University of Education (1999) |
Principal Investigator |
北川 博史 岡山大学, 文学部, 助教授 (20270994)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1999: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | ソフトウェア産業 / インド / 産業集積 / 海外進出 |
Research Abstract |
近年,インドや中国におけるソフトウェア産業の成長とともに外国企業は生産の拠点をこれらの国々に配置する傾向にある.そうした状況下において,わが国のソフトウェア産業においても海外での生産活動を行う企業が現れており,これらの企業の海外進出動向を解明することは当該産業の地域的展開を考察する上できわめて重要な点であると考えられる.こうしたことから,申請者はわが国のソフトウェア産業における海外進出の実態を解明しようと試みた.しかしながら,近年,インドへのソフトウェア産業集積が著しいことから,特に当該国におけるソフトウェア産業の集積の実態を解明するとともに,わが国のソフトウェア関連企業のインドへの海外進出の状況とその地域的な展開の実態ならびにその過程を明らかにすることの必要性を認識した. 以上のことから,今年度はインドにおけるソフトウェア産業の地域的な発展過程とその集積の実態について,主として「Indian Software Directory」を用いて分析を行った.これにより,以下の点が明らかとなった. 1.インドのソフトウェア産業の分布に関して,6つの主要な産業集積地が存在し,それぞれの集積地においては既存の集積地と新興の補助的な集積地が融合した構造を示す場合が多い. 2.こうした新興集積地におけるソフトウェア企業の多くは生産に特化した企業が多い. 3.輸出状況に関して,北インドに比べ南インドに立地する企業に輸出比率の高い企業が多く,オフショア生産形態の元で操業し製造品を投資元の本国に貫流している. 今後の課題として,各産業集積地内部の詳細な構造および連関について検討する必要がある.その一方で,当該地域が外資系企業の単なる作業場として従属的な役割を担うに過ぎないのかなどといった中心・周辺論的な文脈における詳細な研究が必要であると考える.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)