Research Project
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
当該年度に、以下の研究実績をあげた。持続可能な社会のために必要な環境の在り方を明らかにするためのツールとして、環境家計簿を作成した。これは日本消費者教育学会で口頭発表をし、消費者教育学会誌に投稿し掲載されている。また、持続可能な社会における環境家計簿に用いるCO2排出量の分析を家計消費データを用いながら算出し、「家計消費にともなうCO2排出量の分析として論文にまとめた。また、1980年から1999年までの20年間の家計消費の動向とCO2排出量との関係を分析して、生活経済学会中部大会で口頭発表し、生活経済学研究誌に投稿した。これらの環境情報を用いながら、新しい持続可能な社会のための生活経済指標を開発し、家政学会家庭経済学部会大会で口頭発表を行い、家庭経済学研究に投稿した。さらに、アーミッシュのライフスタイル分析に必要なアーミッシュライフスタイルに関する研究打ち合わせを、2000年4月にアメリカ・ペンシルベニア州ランカスター郡のエリザベスタウンカレッジ・ヤングセンターで、アーミッシュ研究の第一人者であるクレイビル教授とおこない、アーミッシュ家庭にも滞在して、アーミッシュのライフスタイルを分析した。この時のライフスタイル分析を「エコライフスタイルの確立をめざして」として「生活と環境の人間学」(昭和堂)に執筆した。また、アーミッシュの情報の役割について、33年間分のFamily Life分析とアーミッシュの教科書分析をおこなった。これは、"Education in Amish 1.Textbooks of Health"として、岐阜大学教育学部研究報告に投稿した。
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