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周辺視野障害者の視覚系・運動系の評価とリハビリテーションに関する教育工学的研究

Research Project

Project/Area Number 11780128
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational technology
Research InstitutionIwate Prefectural University

Principal Investigator

小林 巌  岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (90305300)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords視覚障害 / 視覚 / 運動 / データベース / 視野 / リハビリテーション / 重心動揺
Research Abstract

本研究は、周辺視野障害者に重要な問題となる移動等の運動面のリハビリテーションに活用できるソフトウェアについて検討することを目的としている。本年度は昨年度の研究のもと、上記の実現ために次のような観点からデータベースを作成した。
1.データベースの作成
周辺視野障害者の視覚系、運動系の状況を記録し、日常生活訓練等で役立つようなデータベースを構築した。データベースシステムはWindowsNT4.0をOSとするパーソナルコンピュータ上にマイクロソフト社製Access97を用いて作成されている。
視覚系に関しては、眼科での診断情報の他、日常の動作や読書等における視覚の利用状況を入力し確認することが可能である。運動系に関しては、片足立、重心動揺、歩行スピード等の運動学的なデータや、白杖の利用状況、歩行訓練の有無などのデータを記録することができる。
2.データベースの試用
作成したデータベースを試験的に利用した。利用の状況として、リハビリテーションの最初に視覚障害者から情報を聞き出す場面を想定した。
対象は20代後半の女性1名である。眼疾は緑内障であり、矯正視力が左0.1、右指数弁である。日常生活において、読書には7倍のルーペを利用している。日常の歩行では曲線の道で迷うことが多いという情報を受けた。また、運動学的データを計測しデータベースに記録した。
従来までは紙のメディアを用いて記録を取っており、それと比較するとデータの整理が容易にできる点がメリットである。他方、慣れたユーザでなければ入力に時間がかかることから、入力が容易となるインタフェース上の工夫が必要であると考えられた。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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