ストリーミング技術を利用した遠隔教育支援システムの開発
Project/Area Number |
11780130
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Hiroshima International University |
Principal Investigator |
林 慎一郎 広島国際大学, 保健医療学部, 講師 (20238108)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 遠隔教育 / ストリーミング / インターネット / 視聴覚教育 / マルチメディア / 大学教育 |
Research Abstract |
本研究は、動画像・音声をインターネットを介して配信するストリーミング技術を用い、講義、実習・実験の補助教材等をオンデマンド遠隔利用するための映像・音声ライブラリーシステムを、特に比較的安価な機材で構築し、その安定運用のノウハウの蓄積と実際の授業等での教育効果を検討することを目的として行った。 昨年度構築した、ストリーミングによる動画音声配信サーバシステムを学内のLANにおいて試験的に運用し、引き続き、その配信性能やコンテンツ等のデータ品質と回線品質との相関を調べ、適正な配信パラメータの評価を行い、安定した運用に対する基礎データを更に蓄積した。 一方で、昨年度作成した、医療基礎技術の演習に対するストリーミングによる動画を組み合わせたWeb教材を改良し、これを元に新たな教材を多数作成した。これらを実際の授業やモニターに対して運用し、テキスト教材やビデオ教材などの他のメディア教材との教育効果の比較や、個別利用時とグループ学習利用時での比較を行い、ストリーミングを利用した演習補助教材、自己学習教材が、技術教育の理解と行動化の促進に有効であるという昨年度の成果を補強することが出来た。 またさらに、Web教材にCGIを組み込むことにより、より双方向的(対話的)な要素を取り入れた教材も作成し、自ら考える力を養うといった思考援助の側面においてもこのような教材が有用であるという示唆を得た。 これらの成果は、教育工学関連学協会連合第6回大会[2件]や平成12年度情報処理教育研究集会[1件]、等でも報告している。 また、これら一連のノウハウは、今後このような教材を導入する多くの教員に広く供用するために、下記のサイトにて順次公開されている。 http://www.hirokoku-u.ac.jp/int/crystal/rin/mm/index.html http://www.hirokoku-u.ac.jp/int/crystal/^〜katayama/index.html
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)