3次元仮想空間内における身体動作による直接操作を可能とする仮想入力デバイスの研究
Project/Area Number |
11780178
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計算機科学
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
岡田 義広 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 助教授 (70250488)
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Project Period (FY) |
1999 – 2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ソフトウェア部品化 / 仮想現実感 / 仮想入力デバイス / インテリジェントボックス / ソフトウェアアーキテクチャ / ヒューマンインタフェース / バーチャルリアリティ / モーションキャプチャー / センサー・アクチュエータモデル / オブジェクト指向 / コンピュータグラフィックス / コンストラクション・システム |
Research Abstract |
本申請研究の目的は,身体動作の直接操作により3次元仮想空間内での種々の活動が行えるようにするための機構を明らかにすることである。現実世界に存在する種々のデバイスを、ソフトウェア部品の組合せ合成のみにより構築可能とするためのソフトウェアアーキテクチャを明らかにする。これにより、部品の配置と組合せ方により種々の身体動作を理解する仮想的な入力デバイスの構築が可能であると考えられる。 平成12年度は,平成11年度に引き続きインテリジェントボックスとよぶ3次元ソフトウェア構築システムを基盤システムとして研究・開発を行った。平成11年度の成果として明らかにした仮想入力デバイスの基本的なアーキテクチャーを発展させ、応用システムの開発を実際に行うことでその有用性を検討した。また、ソフトウェア部品の配置と組合せ方により種々の身体動作を理解する仮想入力デバイスを構築可能であることから、この仮想入力デバイスのライブラリィ化を行い広範な応用分野へ適用可能とするための問題点の検討を行った。モーションキャプチャー装置ばかりではなく,ジョイスティックや3次元マウスの入力にも対応させ,ヘッドマウントディスプレイの出力にも対応させ,身体動作による知的作業のためのインタフェースを構築した。また,これらのソフトウェア部品を組合わせることにより,種々の分野に応用できることが分かった。さらに、分散環境での身体動作による直接操作機構について評価実験を行い、問題点を検討した。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)