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マウス脳におけるRNAエディティングの新規検索およびその生理的意義の解明

Research Project

Project/Area Number 11780456
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Functional biochemistry
Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

弟子丸 正伸  福岡大学, 理学部, 助手 (70309889)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
KeywordsRNAエディティング / 化学修飾 / イノシン / ディファレンシャルディスプレイ / 転写後修飾 / RT-PCR
Research Abstract

平成11年度の実験結果では、研究代表者の考案した含イノシンmRNA特異的検出法により複数の候補分子が検出された。今年度は、これらの候補分子についてイノシンの含有について検証を行った結果、挙げられた以下の問題点について改善を試みた。
(1)これまでに行ったDDではポリA配列と任意配列間でPCRによる増幅を行ったため、mRNAが3'非翻訳領域で切断されたものばかりが検出された。このため、タンパク質の性状に変化をもたらすような翻訳領域のエディティングを検出する確率が低かった。そこで、イノシン部位特異的切断により生じたRNA断片のうち、5'側断片のみをRT-PCRにより特異的に増幅し、この増幅産物を特異的に含むライブラリーの作製を試みている。
(2)これまでに当研究において含イノシンmRNAの候補分子として検出された7種(DCRR1・SC2・NP25・OSBP・stearoyl-CoA desaturase・ApoE・calcineurin A)について、それぞれ遺伝子とmRNAの配列を比較したが、いずれも実際のmRNA配列中にはエディティングの痕跡は認められなかった。これはmRNAの非特異的な切断が多く起きた結果であると考えられた。つまりグアニン部位の保護基導入が不完全であったか、酵素反応が過剰に進行したと考えられた。そこで現在、mRNA特異的切断反応の進行を正確にモニターするため、配列中にイノシンを含む合成オリゴRNAを試料に添加し、保護基導入および切断反応の至適条件を検討中である。

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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