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『成唯識論』の還梵に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11871003
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 印度哲学(含仏教学)
Research InstitutionRikkyo University

Principal Investigator

横山 紘一  立教大学, 文学部, 教授 (30011373)

Project Period (FY) 1999 – 2001
Project Status Completed (Fiscal Year 2001)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2001: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2000: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords成唯識論 / 唯識 / 玄奘 / 唯識三十頌 / 阿頼耶識 / 末那識 / 唯識思想 / 還梵 / サンスクリット
Research Abstract

本年度は次のような研究を実施した。
1.本研究は、最終的には『成唯識論』10巻全体の還梵を目指しているが、それを視野に入れて、抽出した漢語語彙とそれに対応するサンスクリットとの対照表をデータベースすることにした。そのために一昨年度にデータベースの体裁を検討しそれを決定作成したが、それに基づいて本年度も引き続き『成唯識論』第2巻の前半の語彙の抽出とそれらの還梵作業をカード上で行った。
2.還梵に際してはサンスクリット原典が残存する『安慧造釈・唯識三十頒釈』『世親造・中辺分別論釈』『瑜伽師地論』『漢梵蔵対照・瑜伽師地論総索引』などを参照した。これに加えて、『成唯識論』は『唯識三十頒』に対する10人の論師の釈を玄奘が護法説を正義として合糅したものであるとされているが、これら論師の所説のいくつかが唯識関係の論書に引用されているから、本年度はその発掘をも試みた。その結果、いくつかの原文を発見することができた。
3.カード作りと平行して、随時パソコンによってカードからデータベースへの打ち込みを行った。従来のデータベースの体裁は、漢語→梵語の順序であったが、将来の研究をも視野に入れて、本年度は梵語→漢語の順序のデータベースをも作成した。
4.以上の作業の成果を踏まえて、『成唯識論』第2巻のの前半部分の還梵を行った。昨年度まではサンスクリット文はアルファベットによる音価表記であったが、本年度はデーヴァナーガリー文字による還梵を行った。

Report

(3 results)
  • 2001 Annual Research Report
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2016-04-21  

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