Project/Area Number |
11875176
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
生物・生体工学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
今中 忠行 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30029219)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | バイオサーファクタント |
Research Abstract |
天然由来、特に微生物由来の界面活性剤であるバイオサーファクタント(BS)は、高い界面活性・乳化能を有するだけでなく、生物由来であるため生分解性に優れた環境にやさしい界面活性剤である。また、抗菌活性のような特殊な機能を持つものもあり、これからも新たな機能が発掘される可能性を大いに秘めている。 我々は新機能を持つBSの単離・同定およびそのBS生産菌の単離を目的としてスクリーニングを行い、重油分離活性を有する水溶液サンプルから新たにBS生産菌、J株を分離した。本研究では、この単離株が生産するBSの精製および構造決定を行なった。J株の培養上清から限外ろ過濃縮、クロロホルム抽出、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、およびHPLCによって界面活性を有する物質を精製した。単離BSのFAB-MSスペクトルを測定したところ質量数44間隔のピークが観察され、このBSが分子量44のユニットからなる繰り返し構造を有していることが考えられた。さらにUVスペクトル測定、^1H-NMR解析により、本BSがポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル構造を有することが示唆された。
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