メタンフェタミン行動感作に中枢ヒスタミンが関与しているか?KOマウスを用いた研究
Project/Area Number |
11877015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General pharmacology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
渡邉 建彦 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70028356)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 光源 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70033321)
伊藤 千裕 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (60292330)
大津 浩 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (60250742)
渡辺 武 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (40028684)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | ヒスタミン / ヒスチジン脱炭酸酵素 / ノックアウトマウス / 逆耐性 / メタンフエタミン |
Research Abstract |
メタンフェタミン(MAP)慢性投与における中枢ヒスタミン(HA)神経系の作用を検討する目的で,HAの合成酵素であるL-ヒスチジン脱炭酸酵素(HDC)遺伝子ノックアウト(KO)マウスにメタンフェタミン(MAP)を慢性投与し、投与毎の移所運動量を解析した.その結果,MAPを連続投与すると,投与回数が増すに従って野生型およびHDC遺伝子KOマウスの両者で移所運動量増加が増強し、逆耐性現象形成が観察された.移所運動量の増加はHDC遺伝子KOマウスでより早く,投与後1時間の移所運動量はHDC遺伝子KOマウスにおいて連続投与11回目まで野生型に比較し有意に大きかった.ところが,連続投与終了後7日目に野生型およびKOマウスの腹腔にMAPを再投与したときの移所運動量については野生型とKOマウス間の有意差は認められなかった.中枢HA神経系はMAP慢性投与による逆耐性現象形成過程に対して抑制的に働くことが明らかになったが,逆耐性現象完成後には抑制作用を認めなかった.
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)