Graft vs Host反応を利用した新しいガン治療法開発の試み
Project/Area Number |
11877191
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
中内 啓光 筑波大学, 基礎医学系, 教授 (40175485)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澁谷 和子 筑波大学, 基礎医学系, 講師 (00302406)
澁谷 彰 筑波大学, 基礎医学系, 助教授 (80216027)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | GVHD / GVL / GVT / DLT / FK506 / Fas |
Research Abstract |
Graft vs Tumor(GVT)反応を最大限に引き出すためには出来るだけ多くのアロT細胞を導入することが望ましい。しかしながら大量のアロT細胞の導入は強力なGVHDの誘導にもつながるため、GVHDが起こった際にこれを沈静化する機構が必要となる。この目的でヘルベスウイルスのチミジンキナーゼが用いられるが、これ自体がウイルス由来のタンパクであるためホストにとって異種抗原となってしまう。そこでホスト由来である低親和性NGF受容体とFK506 binding proteinおよびFas分子のDeath-domain(D-D)部分を含むキメラ分子を作製し、FK506投与によりキメラ分子が3量体を形成してD-D部分にFADDが結合して細胞にアポトーシスを誘導する系を確立した。実際に3T3細胞にこのキメラ分子を導入し、NFG受容体陽性細胞をFACSでソーティングする。このようにして確立したトランスファクタントにFK506を作用させると細胞にアポトーシスが誘導されることを確認することが出来た。あらかじめT細胞にこのキメラ分子を発現させておくことにより、GVHDを気にすることなくより効果的かつ安全にdonor lymphocyte transfusionやGVTを目指したアロT細胞の移入を行うことが可能になった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)