抗癌剤感受性増強と副作用軽減を同時に実現する遺伝子治療システムの開発
Project/Area Number |
11877198
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
有井 滋樹 京都大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (50151171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今村 正之 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (00108995)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | P53 / Cre酵素 / Loxp配列 / 自殺遺伝子治療 |
Research Abstract |
癌に対する遺伝子治療の最も重要な点は 癌細胞特異的に遺伝子導入を実現させるか 又は 発現させることである。本研究ではP53を転写因子として捉え、P53の変異細胞においてのみ自殺遺伝子を発現させるシステムの確立を目的とした。 HSV-tkプロモータのエソハンサーをP53 binding sequenceに組み替えたプロモータをもつCre発現プラスミドベクターを作成、さらに Cre-loxpシステムを組み合わせたHSV-tkgene発現ベクターを作成した。この両者をCo-transfectionすることにより、P53異常な細胞に特異的にガンシクロビルによる細胞障害を誘導することが可能であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)