ティッシュエンジニアリング手法を用いた気管再建に関する基礎的研究
Project/Area Number |
11877202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
井上 肇 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (60193603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚田 久嗣 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (60308476)
相原 正記 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教授 (40212352)
長田 博昭 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (90121178)
横手 薫美夫 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (40174859)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 再生気管 / ティッシュエンジニアリング / 線維芽細胞 / 気管上皮細胞 / コラーゲン / ゼラチン / フィブリン / アルギン酸 |
Research Abstract |
昨年度の研究において、移植された人工気管端面にあらかじめ培養されていた線維芽細胞が、移植後、周囲の栄養血管が伸展し血行が再開されるまでの期間の低栄養条件下で生存できるかについて検討した。その結果、低栄養条件のストレスのもと、線維芽細胞を低細胞密度で培養すると極めて早期(2-4日)に生細胞数が減衰し、10日後に培地組成を至適な条件に復帰しても再増殖は認められず、全ての細胞が死滅した。これに対し、高細胞密度で線維芽細胞を培養したときには、生細胞数の減少も減少率も低細胞密度で培養したときに比べ極めて低く、10日間の培養後においても約50%程度が生存し、10日後に培養組成を至適条件に復帰すると、この残存していた線維芽細胞は再増殖できた。これらの結果は、線維芽細胞の高濃度培養はオートクリン、パラクリン機構によって細胞機能を維持し低栄養条件に抵抗していると考えられた(J.Cardiovascular Surg.,40,435-438,1999)。本年度この培養をアルギン酸複合体マトリクス内で、線維芽細胞をコラーゲンならびにゼラチン内に懸濁した状態で低栄養高密度立体培養を行い、組織化学的検討を行った。すると、線維芽細胞は低栄養条件下においても充分な生存性ならびに増殖性が得られた。組織化学的にも、擬似粘膜層が形成でき物理強度の問題を解決できれば、充分再生気管の役割が可能と思われ、次年度以降動物実験への移行を計画している。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)