Project/Area Number |
11877225
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
白倉 良太 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00116047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮川 周士 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (90273648)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 異種移植 / Hanganutziu-DDeicher 抗原 / N-グリコリル型シアル酸 / ブタ血管内皮 / α2,6Sialy transferase / α2,3Sialyl transferase / α1,2Fucosyl transferase / β1,4N-acetylglucosaminy ltransferase III |
Research Abstract |
Hanganutziu-Deicher 抗原(H-D抗原)はN-グリコリル型のシアル酸のことで、ブタには存在するがヒトと鳥類には存在しない抗原である。Α-galactocyl 抗原の問題解決後、もっとも問題になると考えられている。 ブタの血管内皮(MYP30)を用意し、H-D抗原の発現の程度をFACSで確かめた。つぎに糖転移酵素(α2,3Sialyl transferase:α2,3ST、 α2,6Sialyl transferase:α2,6ST、 β1,4N-acetylglucosaminyltransferaseIII:GnT-III α1,2Fucosyl transferase:α1,2FT)の遺伝子を発現ベクター(pCAGGS)に組み込み、lipofection法によりtransfectionし、neomycineによりselectionすることで、さまざまなブタの血管内皮のlineを得た。 つぎに、これらの糖転移酵素の過剰発現により、このH-D抗原を抑制可能かどうかを、ニワトリの抗体を用いFACSにて、そのmean shift 値の変かを調べた。 1. GnT-IIIを transfection した3つのcloneのうち,A-3,C-17ではH-D抗原の発現量に明らかな変かはなかったが、高発現のA-1ではその発現量はあきらかに低下した。 2. α2,3STでは、かえってH-D抗原の発現量は増加していた。 3. α2,6STでは、H-D抗原の発現量に明らかな変かは認められなかった。 4. α1,2FTでも、かえってH-D抗原の発現量は増加していた。 これにより、GnT-IIIによるH-D抗原抑制の可能性が示唆された。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)