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蝸牛外有毛細胞細胞膜モーター蛋白質のクローニングと細胞物理的特性

Research Project

Project/Area Number 11877290
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Otorhinolaryngology
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

たか坂 知節  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80004646)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 和田 仁  東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30111264)
大島 猛史  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (40241608)
Project Period (FY) 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Keywords蝸牛 / cDNA / モーター蛋白質
Research Abstract

蝸牛外有毛細胞細胞膜に分布するモーター蛋白質はそのユニークな特性ゆえその本体の早急な解明が期待されているが今なお成功していない。本研究では蝸牛由来の complementary DNA(cDNA)をランダムに多数解析することによりモーター蛋白質にたどり着けるのではないかと考えた。モルモット蝸牛由来の cDNAライブラリーを作製し、そこから 1948個のクローンを単離した。PCR にてインサートチェックを行ったところ、736クローンがインサートを含まなかったが、残りの1212クローンはインサートをもっていた。電気泳動上、342クローンはインサートが200塩基対以上の長さを有していたので、これらの塩基配列を決定した。非重複性のクローンは235個あり、これをデータベースでホモロジー検索をした。197クローンがmRNA由来と考えられた。既知の配列は70クローンであったが、残りの127クローンはデータベース上にはなく未知のクローンであった。このうち39クローンを選び、蝸牛、小脳、腎臓、肝臓、心臓、大脳、脾臓、肺、眼球、精巣での発現パターンを検討した。Reverse transcription-polymerase chain reaction(RT-PCR)では多くのクローンが非特異的、広範囲に発現していたが、蝸牛、小脳、眼球のみに発現のみられたクローン、蝸牛、脾臓、肺のみに発現しているクローンが検出された。今回解析したクローンは、オープンリーディングフレームのないものが多く、塩基配列の情報だけで機能を類推することが困難であったが、蝸牛に発現するmRNAの情報を多く得ることができた。

Report

(1 results)
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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