Project/Area Number |
11878120
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
竹重 公一朗 九州大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10037450)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | ミトコンドリアDNA / 複製 |
Research Abstract |
a.アルカリアガロース電気泳動とサザンブロットによる複製中間体の直接的検出では、複製中間体の量が予想以上に少ないためと思われるが、伸長した新生H鎖をハイブリにより検出出来なかった。このため停止部位のおおよその見当をつけることが出来なかった。従って、LMPCRによる検索もためらわれた。 b.ラットのmDNAのTAS配列をプローブとして用い、ラット肝ミトコンドリアlysateを用いてゲムシフトアッセイを行った。古くから報告のあるTAS配列に対するシフトが確認されたが、一本鎖DNAに対する特異的結合であることが判明したため、既知のタンパク質であるmSSB(single strave 1DNA binding pratein)であるのかないのかを確認中である。目的とした2本鎖DNAに対する特異的結合はこの系で検出出来なかった。TAS配列は停止部位より数十塩基上流に存在するため、結合タンパクの存在を想定した場合にも、さの作用メカニズムの類推が難しい。TASが停止するための真の責任配列であるという直接的データもないことから、もっと広い視野でH鎖停止のメカニズムを考察する必要があると考えている。そこで、現在は停止部位の下流に焦点をあて、結合タンパクの有無を検索中である。一方で、in vivo fo ot prinrt法においてはヒトmDNA上のTAS周辺、および停止部位にフットプリントが認められた。Tリンパ球にIL-2にて増殖刺激を加えた場合、あるいはアフィジコリンで細胞増殖を停止させた場合の2通りの状況で、 フットプリントパターンの変化が生じるかを検討したが、明らかな変化は認められなかった。
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