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多分化能をもつメダカ培養細胞株の増殖・分化の条件検討と魚類胚工学への応用

Research Project

Project/Area Number 11878170
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Laboratory animal science
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

兵頭 昌雄  東海大学, 開発工学部, 教授 (60096253)

Project Period (FY) 1999 – 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1999: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsマダカ / 胚性幹細胞 / 細胞培養 / キメラ動物 / conditioned medium / メダカ / ゼラチン / ポリリジン
Research Abstract

この研究により,メダカ初期胚より分離した胚性幹細胞を長期間にわたって培養するための条件を見出すことを検討した.以前の研究でフィーダー細胞を用いた場合には,細胞増殖は促進されるが細胞の全能性は失われ移植胚の多くが奇形となることが観察された.奇形胚が生じる理由の一つは,培養した胚細胞を移植する際にフィーダー細胞も同時に移植され,これが発生の異常を起こすためと思われた.そこで今回の研究ではフィーダー細胞として用いた長期継代培養細胞で作成したconditioned mediumの効果について解析した.またディッシュのコーティングについても調べた.ディッシュのコーティングでは,各種の接着タンパク質の中で,ゼラチンがもっとも適当であった.6種のconditioned mediumについて検討した結果,conditioned mediumごとに細胞増殖に与える効果がかなり異なっていることがわかった.特に増殖を促進するものを用いて,胚細胞を培養し移植してキメラ作成能について検討した.その結果,1日培養したものについては,少数ながらキメラが作成されたが,それ以上培養したものではキメラは得られなかった.また,培養日数が長くなると細胞は分化する傾向が観察された.この結果から,その後conditioned mediumを用いない培養法について検討している.その結果,高濃度の血清や細胞増殖因子bFGFが胚細胞の増殖に効果があることが見出せた.ここで得られた細胞は形態的には胚性幹細胞の特徴を持っている.この条件下で培養した細胞について,さらにキメラ形成能を検討している.また,多分化能を持つ細胞株の増殖・分化条件も同様に検討している.

Report

(2 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • 1999 Annual Research Report

URL: 

Published: 1999-04-01   Modified: 2016-04-21  

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