Project/Area Number |
11897002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
General pharmacology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
三品 昌美 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80144351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
成宮 周 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70144350)
三木 直正 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40094445)
田邊 勉 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (70183069)
飯野 正光 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50133939)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1999: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 創薬 / 薬理学 / リバース薬理学 / ゲノム / 遺伝子 / 遺伝情報 / 機能解析 / 生命科学 |
Research Abstract |
ゲノムプロジェクトの後には、膨大であはるが有限のヒトの遺伝情報の全体像が明らかになり、新たな創薬の標的も多数含まれている。このような状況の下では、従来の薬理学による「薬物から標的へ」とは逆に「標的から薬物へ」の方向の研究の可能性と重要性を認識し、両方向から研究を進めることが、薬理学の発展に必要不可欠である。本研究計画では、薬理学を大きく発展させる遺伝情報の機能解析系の開発など切り開くべき未知の分野を明確にし推進することが肝要であると考えから、ゲノム情報から薬物標的候補遺伝子を選び出し、まずその生理機能を明らかにし、次に薬物を探すというリバース薬理学を我が国において展開させる方策を検討することを目的に、生命科学研究の最先端の研究を進めている薬理学者を中心に組織し、老化、脳などの先端分野の研究者も含め、先端薬理学研究の推進と展開への取り組みについて討議した。これらの結果を踏まえ、生命科学の先端的研究から標的を提起するような逆方向の流れを明確にし、推進する方策を検討し、薬理学の新たな展開を図るために、日本薬理学会および日本学術会議薬理学研究連絡会議と密接に連携しながら第24回薬理学研究連絡委員会シンポジウム「生命科学の最先端から創薬へ」を開催し、生命科学の最先端研究を行っている代表的な研究者と薬理学研究者の討論を多くの薬理学研究者に伝えるとともに、広く議論を喚起した。さらに、班員やシンポジストによる薬理学と生命科学の先端的研究の論文集を作成し、薬理学研究者に配付した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)