Project/Area Number |
11J01774
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Software
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
五十嵐 正樹 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2011 – 2012
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2012: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 画像処理 / 画像フィルタ / 定数時間アルゴリズム |
Research Abstract |
本研究は,定数時間で高速に処理可能な画像フィルタについての研究であり,定数時間で処理可能な多次元加重値を広範な画像フィルタへ適用することを目的としている.画像フィルタは画像処理分野において広く用いられており,単体のみならず各種画像処理の前処理および後処理としても用いられる.提案型画像フィルタ構成手法は,各種画像フィルタに対して適用可能であり,画像処理分野全般に渡って貢献するものである.本年度に得られた成果を以下に挙げる. 1.提案型画像フィルタ構成手法のイプシロンフィルタへの適用 イプシロンフィルタは画像の輪郭を保持可能な平滑化フィルタであり,ノイズ除去や顔画像補正など様々な目的に用いられる.上述の画像フィルタ構成手法をイプシロンフィルタに適用し,定数時間処理を実現した. 2.提案型画像フィルタを用いた際の処理速度と近似精度の調査 提案型画像フィルタ構成手法で導出した画像フィルタのうちいくつかは近似手法である.フィルタ処理速度とフィルタ近似精度はトレードオフの関係にある.本研究において処理速度と近似精度の関係を調査し明らかにした. 3.提案型画像フィルタの効率的なソフトウェア実装 提案型画像フィルタ構成手法を用いた画像フィルタのソフトウェア実装をする際に,プログラムコードが複雑になる場合があり,課題であった.この課題に対して,本年度は効率的なソフトウェア実装の導出手法を得た.プログラムの処理時間およびプログラムコードの簡潔さの両立を実現した.本成果により,画像処理ソフトウェアの効率的な開発が可能となる.
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)