Project/Area Number |
11J01795
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
皮膚科学
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
柳 輝希 北海道大学, 大学院・医学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2011 – 2012
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2012: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2011: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | ABCA12 / アポトーシス / 癌化機構 / 表皮細胞 / 有棘細胞癌 / カスパーゼ |
Research Abstract |
今年度は、国内および海外共同研究機関(米国サンフォード・バーナム医学研究所)にて研究を実施した。国内では、遺伝性皮膚疾患モデル表皮細胞(ABCA12欠損マウス)を用いて、その不死化細胞を樹立した。この不死化細胞を用いて細胞増殖能を評価したが、明らかな増殖能の変化は認められなかった。細胞増殖に関連するシグナル分子(Erk1/2)のリン酸化の差などについて免疫プロット法で解析を行ったが、これにおいても差は認められなかった。次に、ABCA12欠損細胞における抗アポトーシス機構を解析するために、AKTシグナルの解析を行った。免疫プロット法を用いてリン酸化AKTを解析したところ、ABCA12欠損表皮細胞ではリン酸化AKTの量が著明に増加していた。このAKTのリン酸化の差は、ABCAI2欠損表皮における癌化機構に関与している可能性が考えられた。また疾患モデルマウス新生仔皮膚の皮膚移植実験を実施し、その方法について理解・習得した。この移植皮膚を長期に(6か月)観察したが、明らかな表皮細胞の増殖異常や癌化については認められなかった。海外機関での研究では、表皮角化細胞および他の癌細胞を用いて、癌細胞におけるアポトーシス回避機構に関与する分子をSiRNAスクリーニング法により同定した。スクリーニングには、前立腺がんPPC-1細胞を用いた。まずSiRNAライブラリーをReverse transfectionにてPPC-1細胞に導入し、48時間後にFasを含む培地に交換、さらに24時間の時点でCell viabilityを測定した。この方法によって、約30の候補遺伝子を同定することができた。この中からリン酸化蛋白(Kinases)を数個選び、その遺伝子に対するSiRNA導入およびテトラサイクリン誘導性ShRNAによるアポトーシス増強効果の確認、Caspase 8の活性化の検出などを行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)