miRNA経路におけるRISC積み込み因子の探索と同定
Project/Area Number |
11J04636
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Molecular biology
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小林 真希 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 特別研研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2011 – 2013
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2012: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2011: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | piRNA / piRNAクラスタ / BmN4 / miRNA / Argonaute / RISC / 生化学 / シャペロンマシナリー |
Research Abstract |
最近我々は、GFPを含むトランスジーンと、カイコ卵巣由来の培養細胞であるBmN4を利用し、GFPの発現がde novoに産生されたGFP由来piRNAによって抑制される細胞株を確立した。それらの細胞株においては、PIWIタンパク質による切断を介したGFP-piRNAの増幅が認められた。さらに、GFPトランスジーンが、内在性piRNAクラスタであるTorimochiの内部に挿入されていることが明らかとなり、そのことがde novo piRNA産生の引き金となっていると示唆された。 そこで、de novo piRNAの産生に必要な条件をより詳細に解明することを目指し、Torimochi近傍のゲノム配列の解析を行った。その結果、カイコ成体から採取した卵巣とBmN4とでは、Torimochi近傍でゲノムの再編成が起こっていることが明らかとなった。興味深いことに、カイコ成体由来の卵巣においてはTorimochiがpiRNAクラスタを形成しておらず、ゲノムの再編成によりこの領域がpiRNA産生能を獲得した可能性が示唆された。また、トランスポゾンに限らずGFP等の一般的な配列をBmN4細胞に導入し、数ヶ月維持した場合に、外来配列に由来するde novo piRNAが産生されるという非常に興味深い現象を発見した。この現象と、piRNA産生メカニズムとの結びつきをより詳細に解析することで、piRNAの作用機序や生体内での役割に関する新たな知見が得られることが期待される。
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Strategy for Future Research Activity |
(抄録なし)
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)