妊娠高血圧症候群に対する運動の有効性の検討ならびにそのメカニズムの解明
Project/Area Number |
11J08304
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied health science
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
吉澤 睦子 独立行政法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2011 – 2012
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2012)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2012: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2011: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 妊娠高血圧症候群 / 運動 / 血管機能 |
Research Abstract |
【活動内容】 本研究は、妊娠高血圧症候群に対する運動効果を検討することを目的としている。本研究では、実験動物を用い、運動効果のアウトプットとして、血圧と動脈機能に着目する。今年度は、実際に実験動物で、トレッドミル運動による有酸素性運動を実施した。具体的には、以下の通りである。 (1)米国での研究成果のまとめ 昨年度までの研究留学で得られた成果を、Experimental biology 2012で発表した。様々な意見交換やアドバイスをもらうなど、非常に有意義であった。 (2)運動強度、頻度の選定 実験動物をトレッドミル上で走らせ、速度やトレーニング頻度についての設定を行った。 (3)血圧測定のための技術の練習 テレメトリー法による血圧測定を行うため、実験動物の頸動脈にカテーテルを挿入し、トランスミッターを体内に埋め込む手術技術練習を行った。 (4)動脈機能および血液生化学データの予備的検討 予備実験を行った実験動物から、採血および動脈を摘出し、動脈機能の評価および血液学的な生理変化を検討した。 【意義・重要性】 今年度は、研究環境を整えるとともに、実際、実験動物を用いた予備検討まで行った。予備実験では、運動トレーニング条件の検討及び、生理学的にどのような変化が生じるのかを観察した。これらの作業は、今後の研究遂行に重要不可欠なものであり,24年度中に予備実験を行えたことは、本研究が大きく前進したといえる。これらを総合的に考えると、本年度の研究活動内容は,非常に意義のあるものであったと判断できる。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)