バンドギャップの小さい新規非局在電子系創出のための基礎的研究
Project/Area Number |
12020239
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
杉原 美一 山口大学, 理学部, 教授 (30112006)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村藤 俊宏 山口大学, 理学部, 助教授 (40253140)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | アズレン / アズレンオリゴマー / 環状六量体 / ボリルピリジン / ボリン酸二量体 / 電子受容体有機ビスマス |
Research Abstract |
1.電子授受能の高いアズレンのオリゴマー,ひいてはポリマーを合成するために,誘導体間のカップリング反応を検討した結果,ボリルアズレンの合成とそれを用いるカップリング反応に成功した。また簡便なアズレン誘導体合成経路を見い出した。 2.4-ジエチルボリルピリジンが環状六量体を形成することをX線構造解析,蒸気圧浸透圧測定により明らかとした。この六量体はシクロデキストリンと同等の空洞を持ち高い包接能の発現が期待できる。 3.フェニル-2-ピリジニルボリン酸二量体に紫外光を照射すると無色から紫色結晶に変化することが分った。呈色した結晶はESRシグナルを示し,ラジカル種発生が呈色の原因と考えている。また、X線構造解析により無色結晶の構造特性を明らかとした。 4.電子受容性基を持った有機ビスマスを各種合成することができた。 今後電荷移動錯体の合成を検討する。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)