ケモカインファミリーのヒトとマウスで異なる遺伝子クラスター構造と再編成機構
Project/Area Number |
12024221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
野見山 尚之 熊本大学, 医学部, 講師 (00156225)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2000: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | ケモカイン / 遺伝子クラスター / 遺伝子ファミリー / 遺伝子進化 / 遺伝子再編成 |
Research Abstract |
ケモカインの遺伝子クラスターは比較的最近形成された遺伝子が密集していることから、遺伝子進化の面からは非常に興味深い領域といえる.そこでBACやYACコンティグを作製し,構造を比べてみると,ヒトとマウスとではそのゲノムに含まれるケモカインのセットが明らかに異なっていた.現在までに明らかになった所では、その違いはおもに炎症性ケモカインであるが、ある臓器では構成的に発現しているものもあり、炎症時だけではなく正常時においても生物により何らかの異なった白血球の循環などが見られるのかどうか興味あるところである.またそのような種特有のケモカインや種により遺伝子コピー数が異なるケモカインはそれぞれの種を特徴づける遺伝子の1つで、種の多様化に役立っているとも考えられる.今後マウスのゲノム配列がヒトと同様に解読されてくれば、ケモカインやそのレセプター遺伝子クラスターのダイナミックな再編機構の詳細が明らかとなり、種の進化とともにどのようにしてケモカイン系が進化し、多様化したかが詳細に示されるに違いない.
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)