Project/Area Number |
12033205
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
林 力丸 京都大学, 農学研究科, 教授 (90027186)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 倫子 京都大学, 農学研究科, 助手 (40322151)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 糖鎖 / カルボキシペプチダーゼ / 糖タンパク質 / プロカルボキシペプチダーゼY / 糖鎖の役割 |
Research Abstract |
細胞内選別輸送のモデルとしてパン酵母のカルボキシペプチダーセY(CPY)をとり上げ、糖鎖構造の役割解明を目的とし、以下の成果をあげた。 1.糖鎖結合部位を限定した変異体タンパク質を単離精製し、その構造安定性を物理化学的手法(DSC、円偏光二色性、蛍光分光法など)を主として用いて解析し、糖鎖結合部位が及ぼす立体構造への寄与を検討した。その結果、糖鎖の構造への寄与は少ないことを明らかにした。 2.作成した変異体タンパク質を単離精製し、活性と全体構造との関係を調べ、機能保持に糖鎖は役割をもたないことを明らかにした。 3.極限環境下における精製タンパク質を用いた高圧力環境下での構造安定性を検討し、プロカルボキシペプチダーゼYにとって、糖鎖が構造安定性に重要なことを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)