Project/Area Number |
12039207
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
土屋 俊 千葉大学, 文学部, 教授 (50155404)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 靖雄 千葉大学, 自然科学研究科, 助手 (30272347)
|
Project Period (FY) |
2000
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 音声言語 / 音声対話 / 音声収録 / 正書法転記 / マイクロフォン / パワー波形 / パーソナルコンピュータ / ノイズ |
Research Abstract |
平成12年度においては、開発環境基盤の整備と基本設計を重点的に実施した。現在は、千葉大学工学部に設置されているアナログ仕様による防音室利用の録音設備を活用して音声対話コーパスを作成しているが、この一部デジタル化をはかるとともに、既存資料活用のためのデジタル化機器をシステムに組込むことを目標として、必要なレコーダ、処理用、インターフェイス開発用パソコンからなるシステムを構築した。分担者は、これらの環境の整備を中心に作業を行ない、代表者は、基本設計とそれらの設備との整合性を点検した。このシステムでは、音源を分離して収録したディジタル音声資料について、パーソナルコンピュータ上で容易に転記テキストを作成、編集することが可能となり、さらに、さまざまな音声分析手法へのインターフェイスを有することになる。以上の基盤整備のもとに、環太平洋危機言語の話者のうちで日本に在住するものを対象とする収録作業を主としてモンゴル語について、計画班と協力して実施し、それらの言語の研究者の協力を得て、転記作業支援システムプロトタイプを設計し、実現する。このために謝金を必要とする。既存資料を収集し、そのデジタル化を試み、ノイズの問題その他についての解決を図った。とくに、野外収録において、ノイズがのることはほとんど不可避であるので、市販のマイクロフォンを購入して、それぞれの特性を分析し、収録におけるノイズ回避のための方策を検討し、報告した。
|