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教育科学系におけるメディア活用の体制と学生のニーズとの適合に関する比較研究

Research Project

Project/Area Number 12040230
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Humanities and Social Sciences
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

吉本 圭一  九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 助教授 (30249924)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 稲永 由紀  広島大学, 高等教育研究開発センター, 助手 (80315027)
苑 復傑  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80249929)
Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywords遠隔教育 / 大学院教育 / 高等教育 / メディア活用 / 高度職業専門人養成 / 社会人ブラッシュアップ教育 / 教育科学 / オランダ
Research Abstract

本研究課題は、教育科学系の中でも特に、「社会人ブラッシュアップ教育」という形での高度職業専門人養成のように、従来の昼間大学院型の同期的接触を前提にした学習方法が困難な学習需要に対する、メディアを活用した効果的な学習方法の開発について検討した。現段階での国内状況としては、遠隔・非同期型の大学院教育事例が少ないため、本研究では。特に海外で先端的なメディア活用がなされている事例を調査することによって、日本における非同期的接触を前提とした効果的な教育科学系高度職業専門人養成の可能性を検討することとした。
調査対象は、遠隔高等教育型の大学として、欧州で主導的役割を果たしているオランダ公開大学である。現地では、メディアを教育的にいかに活用しているのか、活用を意図しているのかについて、教材開発担当教員、研究開発職員等にヒアリングを行い、更に実際の活用現場の具体的事例(コンピュータを利用した試験システムなど)について、ビデオでの撮影によって記録した。同時に、個々の教員がどのようにそれを活用しているのか、学生はどのようにメディア環境に適応しているのかなど、メディアを実際に活用している教員および学生双方についてニーズに関するインタビュー調査を行った。
その結果、チャット、E-mail、Web上での学習など多彩なインターネット技術の利用がなされており、それが、従来型の学習の「補完」のみならず「代替」までも可能にしている。こうして、日々現場と対峙しながらの「ブラッシュアップ教育」が効果的に図れ、それを利用した学生の満足もかなり高いことが明らかになった。わが国の教育科学系における高度専門職業人養成の現状としては、夜間大学院あるいは一時休職による昼間大学院利用などが主であり、今後、こうした教育メディアの効果的利用によって、更に効果的かつ学習者のニーズにあった柔軟な学習プログラムが開発できる可能性が大きいと考えられる。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2000-04-01   Modified: 2018-03-28  

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