Project/Area Number |
12040236
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
岡田 稔 中部大学, 工学部, 教授 (60201985)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 相補型外国語学習システム / 双方向 / ユーザ / VRML言語 / 人工知能 / アバダー |
Research Abstract |
本研究においては、複数言語をターゲットとした相補型外国語学習システムを構築することを目的としている。 本システムでは、WWW:World-Wide Webで普及しはじめた、VRML言語を用い、可能な限り特殊なハードウェアやソフトウェアを使用することなしに、システムを構築し、運用できるように研究を進めた。また、相補型学習メカニズム(例えば英語を学習する日本人と日本語を学習する米国人を同一の仮想世界で対峙させ、相互会話を図りながら学習ステージを高めていく方式)を用い、効果的学習方法を確立することを目的とした。この学習方法は、本学の学生、留学生をモデルに、開発したシステムを検証した。インターネットを利用することにより、いつでもどこでも気軽に、また、効率的な外国語学習を行なうことができるため、学習方法としては理想的なものであると確信する。 本研究では、既存のワークステーション上に外国語学習システムのサーバ構築を行い、その基本システムにの上にユーザーアバダー及び教師アバダーの形状を構築し、その形状と動作の検証を行なった。その上で、相補型学習メカニズムの詳細な検討を行った。すなわち第1段階として日本語と英語をターゲットとし、2ケ国語相補型学習におけるユーザ間または、ユーザ・サーバ間相互リンクの効率的な方式を検討した。さらに学習者の習熟度に応じたシステムの稼動方法についても検証した。 各アバダーの形状や稼動方式については特に教師アバダーの制御方式を自動で行なうために最適化する研究をおこなった。これは、教師アバダーの効率的な稼動が、学習者に対する教育効果に顕著に表れるからである。そのため学習者の習熟度、経験、学習ステージに基づいて、教師アバダーをどのように自動制御化するかを検討した。そのために自律分散方式の人工知能の開発研究を行なった。
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