ニュートリノの質量と超対称性の破れに関する理論的考察と現象論的帰結
Project/Area Number |
12047213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
久保 治輔 金沢大学, 理学部, 教授 (40211213)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
末松 大二郎 金沢大学, 理学部, 助教授 (90206384)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | ニュートリノ質量 / 超対称性 / μ問題 / コンフォーマル理論 / ニュートリノ / 素粒子論 |
Research Abstract |
当研究は、右巻ニュートリノの自由度がない超対称性理論という広い枠組みの中での研究である。この枠組みでは、ニュートリノの質量と混合は、超対称性の破れと密接に関係しているため、超対称性を破る機構に関する研究を平行して行う必要があり、今年度はそれを主として行った。ニュートリノがgauginoとhiggsinoと混合して質量を持つことができるためには、最小超対称標準模型の持つRパリティと呼ばれる対称性を破る必要がある。一般にRパリテイを破ると陽子崩壊などを引き起こす相互作用が許され現象論的に問題が生じてくる。また、最小超対称標準模型にはμ問題と呼ばれている問題があり、この問題が解決しない限り、なぜ標準模型のエネルギースケールが100GeV位なのか自然に理解できない。Rパリティが破れると、μ問題がニュートリノ質量と混合に密接に関係してくる。則ち、なぜニュートリノ質量がそんなに小さいのか自然に理解できなくなる。今年度は、分担者の末松助教授とこの問題に取り込み、超コンフォーマル理論の強い力を利用して、小さいニュートリノの質量を得ることができるという提唱を行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)