Project/Area Number |
12051204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
徳久 剛史 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (20134364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 博通 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20051667)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥78,300,000 (Direct Cost: ¥78,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥26,400,000 (Direct Cost: ¥26,400,000)
Fiscal Year 2001: ¥27,000,000 (Direct Cost: ¥27,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥24,900,000 (Direct Cost: ¥24,900,000)
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Keywords | メモリーT細胞 / BCL6 / トランスジェニックマウス / 好酸球性アレルギー / IL-5 / 転写抑制 / クリプトパッチ / 腸管免疫 / 胚中心 / メモリーB細胞 / 点突然変異 / 胸腺細胞 / 粘膜免疫 / 多能性造血幹細胞 / 骨髄キメラ |
Research Abstract |
本研究では骨髄や胸腺などの1次リンパ組織以外の末梢リンパ組織でおこるリンパ球の発生ならびに終末分化を解析し、免疫系再構築のシグナル伝達機構を明らかにする。 徳久は、BCL6のメモリーT細胞分化における機能をトランスジェニック(Tg:lck-BCL6)マウスを作製して解析したところ、末消の脾臓やリンパ節においてメモリーCD8 T細胞の数と、BCL6の発現量が相関していることを見出した。実際に、BCL6-KOやlck-BCL6マウスをワクシニアウイルスに感染させて、脾臓における特異的なメモリーCD8 T細胞の動態を経時的に解析したところ、BCL6の発現量によりメモリーCD8 T細胞が長期的維持されることを明らかにした(Nature Immunol.,2002)。このようにBCL6はB細胞ばかりでなくT細胞においても免疫記憶形成において中心的な役割を担っていることを明らかにした。さらに、BCL6-KOマウスにおいて心臓を初めとする様々な臓器において好酸球性の炎症が多発することから、好酸球の活性化に関与しているIL-5遺伝子のプロモーター領域の解析を行い、IL-5遺伝子がBCL6の標的遺伝子のひとつであることを明らかにした(J. Immunol.,2002)。 石川はリンパ球から成る小集積がマウスの腸間膜に存在することを世界で初めて見出し、isolated-lymphoid-follicles (ILF)と命名した。このILFはマウスの生後7-25日以内に出現し、その形成にはIL-7が重要であるが、パイエル板やクリプトパッチとは独立した機序で分化形成されることを明らかにした(J. Immunol.,2002)。
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