シナプス後肥厚部(PSD)特異的蛋白質の検索と機能解析
Project/Area Number |
12053249
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
祖父江 憲治 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20112047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 亙 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80271089)
立花 太郎 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80311752)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | シナプス後肥厚部 / ロイシンジッパー / EVH1ドメイン / 代謝性グルタミン酸受容体 / dendritic spine / dendritic shaft / クラスター形成 / モノクローナル抗体 |
Research Abstract |
PSD(シナプス後肥厚部)のダイナミックにして特徴的形態を形成する物質根拠とそのメカニズムを追究するべく、PSD特異的モノクローナル抗体を用いたPSD構成蛋白質の検索とその機能解析を本研究の目的とした。 1)モノクローナル抗体によるPSD構成蛋白質の検索 分子量800kD〜25kDの30種類の蛋白質に対するモノクローナル抗体を用いてイムノスクリーニングにより検索を進行中で、3種類の新現蛋白質をクローニングし、4種類のPSDに局在する既知蛋白質を同定した。 2)PSD-Zip45の機能解析 N末側にEVH1ドメイン、C末側に特有のロイシンジッパー・モチーフを有する蛋白質をクローニングし、PSD-Zip45と名づけた。EVH1ドメインはI型代謝性グルタミン酸受容体(mGluR1およびmGluR5)と結合し、ロイシンジッパー・モチーフは強力な自己多量体形成能を示す。そこで、COS7細胞共発現系を用いて、PSD-Zip45によるmGluR1αクラスター形成を証明した。また、シナプスへのPSD-Zip45ターゲッティング機構を解明した。さらにPSD-Zip45の新たな機能を解析する目的で、yeast-two hybrid法によりPSD-Zip45結合蛋白質の検索を用い、新規2蛋白質と既知3蛋白質をクローニングした。 3)PSD-Zip70の機能解析 C末側にロイシンジッパー・モチーフとコイルドコイル構造を有する新規蛋白質をクローニングし、dendritic spineおよびshaftに局在することを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)