Project/Area Number |
12145101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research (2002-2004) Nara Institute of Science and Technology (2000-2001) |
Principal Investigator |
高橋 淑子 独立行政法人理化学研究所, パターン形成研究チーム, チームリーダー (10183857)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 國雄 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 副学長 (30025473)
赤坂 甲治 国立大学法人東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60150968)
丹羽 仁史 理化学研究所, 多能性幹細胞研究チーム, チームリーダー (80253730)
荻野 肇 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (10273856)
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Project Period (FY) |
2000 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥78,500,000 (Direct Cost: ¥78,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥15,500,000 (Direct Cost: ¥15,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥15,400,000 (Direct Cost: ¥15,400,000)
Fiscal Year 2002: ¥23,800,000 (Direct Cost: ¥23,800,000)
Fiscal Year 2001: ¥23,800,000 (Direct Cost: ¥23,800,000)
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Keywords | 分節 / 体節 / Eph / ephrin / ニワトリ胚 / cMeso1 / 境界 / 誘導 / エレクトロポレーション法 / Rhoファミリー / Rac1 / Cdc42 / 細胞極性 / 細胞 / セグメンター / エレクトロポーション法 / 上皮細胞 / 間充織細胞 / Lunatic Fringe / Notch / 境界形成 / シグナル分子 / L-Fringe / 発生 / シグナルシークエンストラップ / 形態形成 |
Research Abstract |
我々は一貫して、脊椎動物をもっとも特徴づける体の分節が生まれるしくみについて研究を行っている。これまでに独自の解析法を用いて、分節境界を誘導する活性を見出している(この活性はセグメンターと名付けられた)(Sato et al.,Development,2002)。今年度は、セグメンターの分子メカニズムについて解析した。まず、次分節部位に早くから発現を始めるcMeso1に注目し、セグメンターアッセイを行った。その結果、cMeso1は高い効率で分節境界の形成を誘導した。そこで、cMeso1の下流遺伝子を探索した。転写因子であるPax2,Sox9、接着分子PAPC、細胞間反発分子EphA4などが、cMeso1と同じ領域に発現し、かつcMeso1の強制発現により発現が上昇したことから、これらはcMeso1の下流分子だと思われた。それぞれの分子についてセグメンターアッセイを行った結果、EphA4が境界誘導活性を示した。また、cMeso1の下流でNotchシグナルが活性化され、このNotch活性によってEphA4が発現されることも確認した。興味深いのは、EphA4が作用すると思われる隣接細胞内で、ephrinからのReverse signalが入るだけで境界形成が起こることである。このことはEphA4のドミナントネガティブ型をエレクトロポレーションすることで見出された。これらの研究から、セグメンターの分子実体はephrinの活性化であることがほぼ明らかになった。分節境界を引き起こす分子メカニズムの全貌が見え始めてきた。
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