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オオムギ染色体DNAライブラリーの構築とゲノム解析への利用

Research Project

Project/Area Number 12202036
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

村田 稔  岡山大学, 資源生物科学研究所, 教授 (20166292)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小倉 豊  岡山大学, 資源生物科学研究所, 助手 (60224193)
坂本 亘  岡山大学, 資源生物科学研究所, 助教授 (20222002)
Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Keywordsオオムギ / 染色体DNAライブラリー / マイクロサテライト / マイクロダイセクション / DOP-PCR / 反復配列 / FISH / cDNA直接選抜
Research Abstract

オオムギは、ゲノムサイズが極めて大きいため、まだ充分な数のDNAマーカーがマップされておらず、ゲノム全体をカバーできるBAC、YACライブラリーもまだ完全には得られていない。また、ゲノム中に多量に存在する反復配列も、詳細な遺伝地図の作製を困難にしている。本研究ではそれ故、マイクロダイセクション法により、オオムギなどの特定染色体、腕、部位を切り取り、その領域特異的なDNAライブラリーを構築することを目的としている。現在まで、マイクロダイセクションにより切り取った単一の染色体から、そのDNAを増幅することに成功している。しかし、オオムギではその形態から染色体を同定することが困難なため、マイクロサテライトマーカなどによる判別を試みている。増幅したDNAの特異性を検定するために、FISH(蛍光in situハイブリダイゼイション)を行ったが、散在型反復配列が含まれているため、染色体の同定は困難であった。現在、原因となる反復配列の特定と、これら反復配列を増幅したDNAから除去する試みを行っている。
コムギなどを用いたこれまでの解析から、増幅したDNA断片には、ESTや既知遺伝子のコーディング領域とホモロジーを示す配列がかなりの割合(〜40%)で含まれていることがわかった。そこで、これら遺伝子に相当するcDNAの直接選抜を試みた。プローブには、マイクロダイセクトした染色体からDOP-PCRで増幅したDNAを用い、これをビオチン化した。cDNAは、幼穂からポリA^+mRNAを抽出した後、SMART(クロンテック)により合成した。cDNAには、マイクロサテライトを含むものがあるため、ゲノミックDNAから調整したCot1 DNAをプレハイブリダイゼイションの段階で加えた。2回の直接選抜を行い、PCRを行ったところ、スメアの中に数本のバンドが観察された。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Murata,M.: "Construction of chromosome-specific DNA libraries by laser-microdissection."Abstracts of Plant & Animal Genome IX. 94 (2001)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report
  • [Publications] Murata,M.: "Construction of chromosome-specific DNA libraries by laser-microdissection."Wheat Inf.Serv.. 92(In press). (2001)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report

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Published: 2002-04-03   Modified: 2018-03-28  

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