ヒト角膜特異的マイクロアレイの開発による角膜疾患の分子病態の解明
Project/Area Number |
12204090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
木下 茂 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (30116024)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
足立 和加子 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (90326231)
西野 輔翼 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (10079709)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Keywords | 角膜上皮 / マイクロアレイ / 円錐角膜 / ヒト / 遺伝子発現解析 / 特異的な遺伝子 |
Research Abstract |
我々は角膜に発現している遺伝子の分子構成(種類と量)の詳細なデータを独自に作成し蓄積してきた。本研究においては、このデータをもとに角膜特異的なマイクロアレイを作成し、円錐角膜と正常角膜における遺伝子の発現量比較の大規模解析を行う。最終的にはアトピー素因との関連を含め、円錐角膜の原因遺伝子、修飾遺伝子を明らかにし、早期発見のためのスクリーニング法の開発を目指すと共に、治療時期や治療薬の選択を可能にする計画である。 今年度、我々はヒト角膜上皮の遺伝子発現プロファイルのデータをもとに角膜特異的なマイクロアレイの作成に必要な遺伝子を絞り込み、配列の検定を行った。発現頻度の高いものから順に既知遺伝子、未知遺伝子を問わず角膜上皮で優位に発現しかつ特異性の高い遺伝子を約100個選択し、既知遺伝子ではデータベース検索から特異性の高い配列を、未知遺伝子では比較的特異性が高いと言われている3'UTR領域の配列を、各々200bp以上を確保した。 角膜上皮は組織が小さく得られるRNA量は非常に少ない。角膜上皮から抽出したtotal RNAの量的、質的検定を市販のマイクロアレイで検討した。角膜移植時にホスト角膜上皮を剥離しtotal RNAを抽出した15検体について調べたところ、1検体から抽出されるtotal RNAは最大2マイクログラムで、質的にはマイクロアレイに充分使用しうるものであることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)