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比較ゲノム的アプローチを用いた真核生物ヘリカーゼ様遺伝子群の体系的機能解析

Research Project

Project/Area Number 12206084
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

浴 俊彦  理化学研究所, 細胞生理学研究室, 先任研究員 (40192512)

Project Period (FY) 2000
Project Status Completed (Fiscal Year 2000)
Keywords出芽酵母ゲノム / ヘリカーゼ様蛋白質 / ゲノム機能解析 / 蛋白質間相互作用 / 線虫ゲノム / 比較ゲノム解析 / RNAi
Research Abstract

1.我々が出芽酵母ゲノムの解析から新規に見出したヘリカーゼ様遺伝子のうち、増殖に必須でない遺伝子(YDR332W,YDR291W,YGL064C,YHR031C,YIR002C,YLR419W,YLR247C,YKL017C,YNL218W,YOL095W)、および遺伝子産物がRNA-dependent ATPaseであることを独自に実証した増殖必須遺伝子YDL084Wの合計11個について、lexAシステムを利用した酵母two-hybrid法によって、酵母ゲノムライブラリーから相互作用を持つ蛋白質のスクリーニングを行った。解析が不可能であったYIR002Cを除く10個の遺伝子のうちで、現在までにYKL017Cがそれ自身と、YNL218Wが少なくとも5個の遺伝子産物(YNL218W,SNF1,YMR102C,TEM1など)と相互作用することなどを見出した。特にYNL218Wについては詳細な生理機能の解析を進めている。
2.ゲノム配列データベースから相同性解析によってヘリカーゼ様蛋白質を網羅的に同定し、比較生物学的解析を行った結果、(1)バクテリア、古細菌と真核生物との間ではファミリー構成に明確な違いが存在すること、(2)真核生物間の配列比較から、種特異的な遺伝子群と多様化したサブファミリーが存在することを明らかにした。
3.多細胞生物におけるヘリカーゼ様蛋白質群の生理機能を網羅的に解明することを目的として、遺伝子機能破壊のためのRNAi実験系の立ち上げを行った。モデルとしてYDL084Wの線虫ホモログ(C26D10.2)の機能破壊を行ったところ、胚性致死となり、種を超えて真核細胞の増殖に必須な機能を果たしていることが示唆された。現在、約120個の線虫ヘリカーゼ様遺伝子について、feeding RNAiによる解析を進めている。これまでに発生の遅延、形態異常などの興味深い表現型を示す遺伝子が存在することを確認している。

Report

(1 results)
  • 2000 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 浴俊彦: "DNA複製関連因子"Biotherapy. 14(8). 759-765 (2000)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report
  • [Publications] Yuasa,A.: "Genomic structure, chromosomal localization and identification of mutations in the xeroderma pigmentosum variant (XPV) gene"Oncogene. 19(41). 4721-4728 (2000)

    • Related Report
      2000 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2018-03-28  

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