Project/Area Number |
12215078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡田 雅人 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (10177058)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒崎 知博 関西医科大学, 肝臓研究所, 教授 (50178125)
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Project Period (FY) |
2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥44,000,000 (Direct Cost: ¥44,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥26,000,000 (Direct Cost: ¥26,000,000)
Fiscal Year 2000: ¥18,000,000 (Direct Cost: ¥18,000,000)
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Keywords | 細胞増殖 / 細胞死 / 細胞内シグナル / チロシンキナーゼ / カルシウムシグ / Src / Csk / IP3レセプター / シグナル伝達 / カルシウム / Raft / PLC-γ2 / BLNK |
Research Abstract |
細胞の増殖・分化・死を誘導する種々の細胞外因子は、情報受容に伴う細胞内初期反応としてSrc、Syk、Tecファミリーなどの非受容体型チロシンキナーゼの活性化を惹起し、次いでリン酸化シグナルがカルシウムシグナルへと変換されることによって細胞応答が具現すると考えられている。申請者らはこれまでに、非受容体型チロシンキナーゼの活性制御機構の解析(岡田)及びカルシウムシグナルへの変換機構の解析(黒崎)を通して、上記細胞内シグナルの分子機序の解明を目指した研究を進めてきた。本研究では、さらにその全容を明らかにすることを目的として以下の点について解析を行い、以下の成績を得た。1)Src型チロシンキナーゼ(SFK)の機能が、Csk結合膜蛋白質Cbpを介したネガティブフィードバック機構によって制御されることを明らかにした。2)SFKメンバーFynがCbpリン酸化の責任キナーゼであることを明らかにした。3)Cskの立体構造を解析し、その活性発現と制御機構の構造的基盤を明らかにした。4)IP3レセプターのカルシウムセンサー部位を決定することに成功し、その領域が細胞機能に重要な役割を担っていることを示した。5)細胞膜に存在するカルシウムチャンネルTrpがBCR刺激によるカルシウム流入に重要であることの直接証拠を得ることに成功し、TrpチャンネルとIP3レセプターチャンネルに機能的相互作用が存在する可能性を示した。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)