細胞周期制御蛋白を分子標的とした抗がん剤の探索と創製
Project/Area Number |
12217009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
津田 正史 北海道大学, 大学院・薬学研究科, 助手 (10261322)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2000: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | サイクリン依存性キナーゼ / ブロモチロシンアルカロイド / ビスピリジンアルカロイド / マクロリド |
Research Abstract |
本研究では、サイクリン依存性キナーゼ4(cdk4)阻害活性ならびに培養腫瘍細胞に対する殺細胞活性を指標にして、海洋生物より活性成分の検索を行った結果、種々の活性物質を見い出した。 1).新規ブロモチロシンアルカロイドの単離とcdk4阻害作用:沖縄産の海綿Suberea sp.の抽出物よりMa'edamineAとBを単離し、構造を帰属した。Ma'edamineAとBには、cdk4阻害作用(IC_<50>20μg/mL)およびL1210細胞(IC_<50>4.3、3.9μg/mL)およびKB細胞(IC_<50>5.2、4.5μg/mL)に対する細胞毒性が認められた。 2).新規ビスピリジンアルカロイドの単離と細胞毒性:沖縄産の海綿Amphimedon sp.の抽出物よりPyrinodemin B〜Dを単離し、化学構造を明らかにした。Pyrinodemin B〜DにはL1210細胞(IC_<50>0.06〜0.08μg/mL)およびKB細胞(IC_<50>0.5μg/mL)に対して顕著な殺細胞活性が認められた。 3).新規マクロリドの単離と細胞毒性:沖縄産ヒラムシの体内より分離した渦鞭毛藻Amphidinium sp.を大量培養し、その抽出物より19および14員環マクロリドAmphidinolide T1〜T4およびVを単離し、それらの化学構造を明らかにした。Amphidinolide Vは、L1210細胞(IC_<50>3.2μg/mL)およびKB細胞(IC_<50>7μg/mL)に対して殺細胞活性が認められた。それに対してAmphidinolide T1〜T4は、L1210細胞(IC_<50>7.0〜18μg/mL)に対して弱い細胞毒性を示した。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)