Project/Area Number |
12217024
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
石橋 正己 千葉大学, 薬学部, 教授 (90212927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥山 恵美 千葉大学, 薬学部, 助手 (50204152)
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Project Period (FY) |
2000
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2000)
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Budget Amount *help |
¥4,900,000 (Direct Cost: ¥4,900,000)
Fiscal Year 2000: ¥4,900,000 (Direct Cost: ¥4,900,000)
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Keywords | 抗腫瘍成分 / 天然医薬素材 / 分子探索 / 天然物 / ウミウシ / 変形菌 / 植物成分 / 殺細胞活性 |
Research Abstract |
1.洋生物ウミウシ由来物質:千葉県房総半島産ウミウシ(Dendrodoris carbunculosa)より、14種の新規化合物を含む16種のセスキテルペンを単離した。この中の数種はマウス白血病細胞P388に対する殺細胞活性を示した。 2.天然医薬素材としての変形菌の開発:抗腫瘍活性成分探索のための新しい天然医薬素材の開発のため、変形菌(真性粘菌)を取り上げ、その人工培養に関する基礎研究を行った。野外採取した191種の菌株のうち、十数株で実験室培養が可能となり、そのうちの一菌株Didymium bahiense var.bahienseの大量培養に成功し、その抽出物からP388殺細胞活性ならびにトポイソメラーゼII阻害活性をもつ色素成分を単離した。 3.熱帯植物成分:タイ、インドネシア、およびブラジル産熱帯植物(40種)の抽出物について、細胞増殖抑制活性に関するスクリーニングを行い、良好な活性を示す植物種13種を選別した。その中から、次のような植物成分の研究を行った。(1)キョウチクトウ科植物:タイ産の本科植物Adenium obesumの葉のメタノール抽出物より、hoghelinをはじめとする7種のステロイド配糖体ならびに4種のプレグナン類を単離した。4種のプレグナン類のうち、C16,17位に不飽和結合をもつ2つの化合物はP388細胞に対する殺細胞活性を示した。(2)数種のウルシ科植物:ブラジル産ウルシ科植物Anacardia giganteum(伯名カジュイ)の粗抽出物には、顕著なチロシンキナーゼ阻害活性が認められたので、活性画分の成分研究を行い、2種のフェノール型化合物を単離した。一方、インドネシア産ウルシ科植物Mangifera caesiaからは、P388殺細胞活性ならびにマウスリンパ球細胞増殖抑制活性物質として新規アルケニルサリチル酸を単離した。
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