Project/Area Number |
12470346
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
深山 雅人 大阪市大, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (50305629)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平井 光三 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (00305616)
川村 直樹 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (30254410)
本田 謙一 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (40244644)
田中 哲二 大阪市立大学, 医学部, 講師 (80275255)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥13,000,000 (Direct Cost: ¥13,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2001: ¥4,800,000 (Direct Cost: ¥4,800,000)
Fiscal Year 2000: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
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Keywords | 子宮内膜症 / 子宮腺筋症 / 子宮内膜間質細胞 / 子宮内膜 / サイトカイン |
Research Abstract |
今年度は、内膜症由来不死化細胞を樹立しconventional cDNA libraryを作製する方法と、内膜症病変から直接にcDNA libraryを作る方法を導入し、遺伝子クローニングを試みてきたが、まだ特異的遺伝子の同定にまでは到達していない。特に後者のcDNA library作製はpoly-TをprimerとしたPCR技術を導入して行ったが、クローニングをするにはライブラリーサイズが小さかったため3回の作製を行った。遺伝子解析に特殊技術を必要とする項目に関しては、企業に一部の解析を依頼した。遺伝子産物の特異的発現の確認実験がまだ十分には進んでいないので、論文投稿には至っていない。 子宮内膜組織は月経後や分娩後にも短期間で再構成されることから、通常のアポトーシス刺激環境には耐性で、長期間にわたり単細胞から増殖可能な能力を持った、一種の幹細胞が存在すると考えられている。そこで、我々は類子宮内膜組織である子宮内膜症組織や子宮腺筋症組織にも疾患特有の類幹細胞が存在するという仮説を立て、子宮内膜症組織、子宮腺筋症組織、正所性子宮内膜組織から限界希釈法で長期生存株を複数樹立し、子宮内膜幹様細胞の存在を実証した(論文印刷中)。これらの細胞は形態学的にも、サイトカイン産生能力、各種表面抗原の発現レベルでも明らかな違いが証明されている(論文執筆中)。現在は、これらの樹立細胞からRNAを精製し、正所性子宮内膜組織由来細胞と異所性子宮内膜組織由来細胞(子宮内膜症細胞および子宮腺筋症細胞)の間でDNA microarray解析を試みている。次年度には、DNA microarray解析の結果に基づいた研究を展開する予定である。
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