ヒトチューブリン発現酵母の構築及びチューブリンと微小管作用薬との相互作用解析
Project/Area Number |
12660092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
応用微生物学・応用生物化学
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
臼井 健郎 理研, 研究員 (60281648)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | ヒトチューブリン蛋白質 / 出芽酵母 / 発現系 |
Research Abstract |
微小管作用薬の作用領域を同定する目的でチューブリン遺伝子のキメラ遺伝子の作成を試みた。現在知られている薬剤のほとんどがβチューブリンを標的としていることからヒトβチューブリン遺伝子と出芽酵母βチューブリン遺伝子(TUB2)のキメラ遺伝子の作成を行った。キメラ遺伝子作成の為、それぞれの相同な部異に制限酵素サイトを導入し、8ケ所で組み替えが可能なそれぞれのチューブリン遺伝子を作成した。また酵母への導入を確認するためにC末終止コドンの後ろにHIS3マーカーを導入し、チューブリンカセットを作成した。現在発現したチューブリンタンパク質の確認を容易にするためにHAタグの導入を行っている。 また遺伝子を導入する酵母としてゲノムのチューブリン遺伝子を破壊し、URA3マーカーのシングルコピーベクターで酵母チューブリン遺伝子を持たせたチューブリンシャッフル株を作成した。現在作成したシャッフル株にチューブリンカセットを導入し株の作成を行っており、導入確認後、5-FOAによるベクター除去を試み、ヒトチューブリン遺伝子発現酵母の作成を行う予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)