Project/Area Number |
12670490
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
萱野 幸三 山口大, 医学部, 助手 (90314799)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂井田 功 山口大学, 医学部・附属病院, 助手 (80263763)
沖田 極 山口大学, 医学部, 教授 (70107738)
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Project Period (FY) |
2000 – 2002
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2002)
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Budget Amount *help |
¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 肝星細胞 / 活性化 / 虚血 / TGF-β / 肝硬変 / 低酸素 |
Research Abstract |
【研究目的】肝硬変への進展過程における責任細胞である肝星細胞が、同過程において生じ得る組織虚血(hypoxia)によりいかなる影響を受けるかを明らかにする。 【研究の進行状況】平成12年度においては、虚血が肝星細胞のcollagen promoter活性をAP-1/NF-κ B binding siteを介して有意に亢進させることをヒト肝由来星細胞株を用いて証明した。本年度においては虚血状態において、最も強力な線維化促進性サイトカインであるTGF-βを添加してcollagen promoterの動態を解析した。 【方法】ヒト肝由来星細胞株LI90を用いた。(1)LI90におけるcollagen promoterの発現動態:LI90に2.3kbのhuman procollagen I(α2)のpromoter region(COL1A2 promoter)の下流にluciferaseを接続したベクターを遺伝子導入し、通常(control:20%O2)および虚血培養(ischemia:5%O2)下で48時間培養後luciferase assayを行った。 (2)COL1A2 promoterのsignal transductionに関する検討:以下の3種類のCOL1A2 promoter 5'-deletion mutantを作製し同様に遺伝子導入し虚血培養下で48時間培養後luciferase assayを行った。deletion mutant-1:AP1/NF-κ B binding siteを含むがSP-1 binding siteを含まない、mutant-2:AP1/NF-κ B binding siteを含まないがSP-1 binding siteを含む、mutant-3:AP1/NF-κ B binding siteおよびSP-1 binding siteのいずれも含まない。以上(1)および(2)の実験において各々1ng/mlのTGF-βを添加してその影響を検討した。 【結果】TGF-βの添加により通常培養群においてはcollagen promoter活性は有意に亢進した。またTGF-β添加により通常培養群においてはCOL1A2 promoter活性増強のsignal transductionにはAP-1/NF-κ B binding siteの方がSP-1 binding siteよりも有意に強く関与している可能性が示された。通常培養群のデータは示されたので,今後は同様の検討を虚血培養群において行い、TGF-βの虚血下における影響を明らかにする。
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