後期高齢者における過去と現在の子供とのソーシャル・サポート授受と主観的幸福感
Project/Area Number |
12710130
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
社会学(含社会福祉関係)
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
金 恵京 東京都老人総合研究所, 保健社会学部門, 研究員 (10312290)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2001: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 後期高齢者 / 子供サポート / 主観的幸福感 / 子供サポートの授受 |
Research Abstract |
本研究では、都内の一つの区に在住の70歳以上の高齢者(N=256)における子供とのサポート関係と主観的幸福感との関連を検討した。分析にあたっては、共分散分散分析を行い、提供サポートと受領サポートに交互作用があるかないかを検討した・本研究で用いた提供サポートと受領サポートにはサポートが行われた時期のズレがあるため、提供サポートが受領サポートを介して主観的幸福感に影響を及ぼす間接効果を持っかを否か検討するためにはパス解析を用いた。 共分散分散分析の結果、提供サポートと受領サポートはそれぞれ主観的幸福感に対する主効果をもっており、提供サポートが多い人または受領サポートが多い人ほど主観的幸福感が高かった。次に、提供サポートと受領サポートの交互作用項を投入し、子供への提供サポートと子供からの受領サポート両者が主観的幸福感に及ぼす影響を検討した結果、交互作用は有意なものではなかった。 パス解析の結果、子供に過去に経済的なサポートを提供した人ほど現在子供からサポートを受けていることが示された。また、主観的幸福感に対しては提供サポート、受領サポートともに有意な効果を有していた。以上より、提供サポートが受領サポートを媒介して主観的幸福感に及ぼす間接効果を有する可能性が示された。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)